Sqale を使ってみた
heroku の PostgreSQL 1万行制限に苦しんでいました。heroku は月額 $9 で10,000,000行まで増やせるのですが、コスパがちょっと・・・東京リージョンの VPS か PaaS を借りようかと悩んでいたところに登場したのがSqale の無料キャンペーン。さっそく飛びついてみました。
良いところ
すべて日本語。問い合わせも日本語でOKなのが嬉しい。要望には迅速に対応してくれるようです(無料キャンペーンで忙しいのかメールの返信はまだないけど、言ったところは修正されてた)。なので、以下の気になったところも今後改善されるかもしれません。
気になったところ
- /assets/ 以下のファイルの扱い
gzip圧縮転送できません。またCache-Controleヘッダも吐かない。最初にアクセスしたときに圧縮されていないjs/cssを読み込むことになるので、東京リージョンだしと期待していたよりも速くならなかったのは多分これのせい。
追記
現在はgzip圧縮されるようになりました
- ドメインを複数設定できない
ひとつしか設定できないようで、設定外のドメインでアクセスすると 400 Bad Request となってしまう。静的ファイルをサブドメインで扱いたいときや、WWW有り無しをアプリケーションでコントロール(リダイレクト)して統一したいときに困ります。
メモ
http://mizzy.org/blog/2012/11/05/1/
- Net::SSH で接続できない
これは自分の環境固有の問題かもしれませんが、Capistrano や Net::SSH から Sqale の ssh に接続すると、コンソールが表示されたところで固まってしまいます。いちいち手動で ssh でログインしてアプリ再起動とか面倒・・・
- heroku db:push/pull みたいなのがない
面倒なのでyaml_dbを使ってhttp経由で更新出来るようにしてしまった。PaaSなのになんか違う・・・
それできるよ!とかの情報があれば是非教えてください。
Sqaleは使ってみて全体的に良い感じなので期待しています。